日本ワシタカ研究センターではワシタカ類の基礎研究の他、人間生活とワシタカ類との競合問題に直接関係する分野での活動を行っています。

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鷹狩技術の保存

 鷹狩とは調教した鷹を使って獲物を獲る狩猟方法です。鷹を捕獲する事ではありません。

 日本ワシタカ研究センターでは江戸時代に発展した鷹狩技術や専用の道具、設備の保存復元も行っています。

 また、当時の鷹狩技術は野生の鷹をペットとしてではなく誰でも使える狩りの道具として扱う手法であったため、飼育中に特定の人物に馴れないような配慮がされていました。現在、その技術は野生復帰を前提とした傷病鳥保護活動に活かされています。ワシタカ類は他の動物を捕獲して生きている鳥です。傷病から一見回復したように見えても、餌動物の捕獲能力が戻っていなければ自然界で生きていく事はできません。必要に応じ、傷病から回復した個体のリハビリテーションの段階では鷹の調教技術を利用して獲物を獲る能力の確認も実施し、放鳥後の衰弱死を防いでいます。

調教方法や飼育方法に関する問い合わせには対応しておりません。